この記事は低金利でお金を借りたい方向けのカードローン情報になります。
すぐにお金を借りたい場合、まず思いつくのは大手消費者金融の取り扱うカードローンではないでしょうか。
申し込みから早ければ1時間ほどで融資を受けることができます。
しかしいくら融資までが早く便利なのはわかっていてもカードローン初心者の方にとって金利は気になります。
金利が低ければ低いほど支払う利息は少なくなるわけですから、できれば低金利でお金は借りたいものです。
ここではカードローンでも低い金利で融資を受けることができるローンをご紹介させていただきます。
お金を借りる、カードローンの利用を考えているということはなかなか知り合いに相談しづらい面もあると思います。
そういう方は私がここで詳しく解説させていただきますのでご安心ください。
まず最初に、誤解している方が多いので誤解を解いておきたいことが一点あります。それは各社の金利の比較方法についてです。
これは私も初めてカードローンを利用した時は完全に誤解していました。多くの各社が金利をこのように記載されています。ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。
例)3.0%~18.0%
これだけ見るとこの間でいかにも契約できちゃいそうって思いますよね。
これは完全に間違いで、基本的に初回契約時は上限となる金利での契約となるからです。つまり上記の例だと18.0%の金利で決まるということなのです。知った時にはとてもガッガリしました。
一見、3.0%~18.0%と記載があれば間をとって9.0%程度で融資を受けることができそうなイメージですが、実際はそうではなく最大の金利で契約となるということを把握しておきましょう。
「じゃあ、この3.0%ってなによ?見せかけなの?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、こちらは関係者の方へお聞きしたところ、極少数ほど存在するには存在するとの事でしたので、過度な期待は持たないほうが良さそうです。
この最大の金利よりも低い金利で契約できるのは下記のような場合です。
- 初回から契約金額が100万円以上となる時
- 他社からの借り換えを行った時
- 返済が苦しく元金を減らすために一時的に金利を下げてもらう時
- 滞納や遅延もなく1年以上返済を続けた時
このような場合に上限金利よりも低い金利で契約できることもありますが、初回契約時は限度額が50万円以内で上限金利での契約となるのがカードローンの基準となる考え方です。
つまり何が言いたいかというと…
カードローンというものは下限ではなく上限金利で比較して選ぶようにしたほうが良い!という事です。
結局、上限金利での金利で契約になるのであれば最初から上限金利を見て比較したほうが良いと言うのが私の経験からの持論です。
ここからは、30万円以下の希望額をより低金利で融資を受けることにフォーカスして上限金利のみを比較してます。
消費者金融カードローンの上限金利を比較
まず大手消費者金融カードローンの上限金利の比較してみましたのでご覧ください。
業者名 | 上限金利 | 融資までの時間目安 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
プロミス | 17.8% | 最短20分*1 | 30日 ※初回借入日翌日 |
レイクALSA | 18.0% | 最短15秒審査回答 | 最長180日 ※下記参考 |
アコム | 18.0% | 最短1時間 | 30日 ※初回契約日翌日 |
アイフル | 18.0% | 最短20分*1 | 30日 ※初回契約日翌日 |
SMBCモビット | 18.0% | 最短2時間 | なし |
※レイクALSAは2種類の無利息期間が選択可能で5万円までなら180日、全額60日(web申込限定)が選べます
上記の表の赤文字部分が特に注目して欲しい項目です。
大手消費者金融の中で金利で比較したい場合はプロミスかレイクALSAがおすすめです。
まずプロミスは0.2%といっても上限金利が最も低いという事です。
契約日からではなく初回利用日から無利息期間がスタートするのが理由です。
更にポイントを貯めることで無利息期間が何度も利用可能というところも魅力です。
もう一つはレイクALSAです。こちらは私の知る限りでは最長の無利息期間サービスを取り扱っています。
契約日翌日からカウントして5万円までなら180日間、全額なら60日(WEB申込限定)で無利息期間を利用できるというところが魅力です。
審査時間も最短で15秒でインターネットで回答があるので時間がかかって欲しくない、素早く借りたいという方にとってはこれ以上ない条件です。
無利息期間が終了するとほとんどの消費者金融は18.0%の金利が適応されますので借りた金額によっては利息が大きな額に状況になってしまう場合もあるので注意が必要です。
この18.0%っていう金利ってどれくらいの利息が付くの?
利息の計算方法はシンプルで借りた金額に対し金利を掛け算しそれを365で割ったら1日あたりの日割りの利息が算出されます。
この利息をわかりやすく説明させていただきますと10万円に対して1日あたり50円程度。1ヶ月(30日計算)で1,500円をイメージしておけば大丈夫です。
20万円借りると月に3,000円、30万円借りると月に4,500円といった具合です。
これに追加した金額が元金として充当されて残債が減っていきます。
1日あたり50円、そんなものかと思った方も多いと思いますが私の肌感覚としては20万円以上借りた時点で月に3,000円別途返さないとならないのが結構大きな金額だと感じてました。
借りたい金額が10万円以下だいう方は金利自体はあまり気にしなくてもいいのではないかと思います。
そしてこの消費者金融の金利よりも低めに設定されているのが銀行カードローンです。
次は銀行カードローンを見ていきましょう。
先ほど消費者金融は上限金利が適応される可能性が高いとお話をしました。
銀行カードローンも同様です。下限金利ですと1%台の住宅ローン並に低い金利を提示しているところもありますが基本的に100万円以下の契約であれば上限金利での適応となるので注意が必要です。
銀行カードローンの上限金利を比較
銀行名 | 上限金利 | 融資までの時間目安 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
楽天銀行 | 14.5% | 最短翌日 | なし |
三井住友銀行 | 14.5% | 最短3日程度 | なし |
三菱UFJ銀行 | 14.6% | 最短翌日 | なし |
みずほ銀行 | 14.0% | 最短3日程度 ※口座開設必須 | なし |
オリックス銀行 | 17.8% | 最短3日程度 | なし |
イオン銀行 | 13.8% | 最短3日程度 ※口座開設必須 | なし |
セブン銀行 | 15.0% | 最短4日程度 | なし |
ジャパンネット銀行 | 18.0% | 最短4日程度 | 30日 ※初回借入日 |
銀行カードローンと消費者金融の大きな違いとしては以下の通り。
- 消費者金融よりも審査が厳しい
- 上限金利の平均的な金利が14.5%程度
- 口座開設が必須なところもあるので3週間程度かかる場合も
- 即日融資は100%出来ない
- 信用情報が全銀協に掲載と、保証契約でCICの両方で登録される
主に異なるのが、審査が厳しいという点と、信用が全銀協なので1日でも滞納してしまうと信用情報が傷ついてしまうという点です。
その代わりに得られるのが、消費者金融の18.0%よりも3.5%ほど低い14.5%という金利となります。
さぞ低い金利なんだろうと思ってみたものの10万円借りた際の1日あたりの利息は38円です。
消費者金融が50円なので約12円ほどの差となりました。月(30日)に換算するとなんと360円です。
あれ?っと思った人もいるかと思いますが世間的には銀行カードローンは低金利で消費者金融は高金利という感じではありますが私から言わせればどちらも高金利です。
30万円以上借りると月に1,000円以上の差額が出るので銀行カードローンの方が良いと思いますが10万円程度なら正直、すぐに借りられる消費者金融の方が私は良いと思います。
ポイントとしては融資希望額が30万円を超えるという人は銀行カードローンを優先的に選んでもいいかもしれません。
低金利のおすすめカードローンといえばこれ!
カードローンは金利が低くなればなるほど融資額が高くなればなるほど審査は厳しくなります。
以下で紹介しているカードローンは審査は大変厳しいものとなりますがアイフルファーストプレミアムカードローンは上限金利が最も低いカードローンです。
低金利にこだわりたい人は是非チェックしてみてください。
アイフルファーストプレミアムカードローン
アイフルファーストプレミアムカードローン
上限金利が9.5%
カードローンは10%以下の金利で契約ができた人はかなり低金利で融資を受けることができている人です。あまり表に出てこない情報ですが、このアイフルが取り扱っているファーストプレミアムカードローンは上限金利の9.5%で契約する事ができます。その分申込条件も厳しくなります。
満23歳~59歳の方で一定の年収があり当社を初めてご利用される方
https://www.aiful.co.jp/borrow/products/premium/
定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
なお、お取引期間中に満70歳になられた時点で新たなご融資を停止させていただきます。
年齢基準も狭いですし、一定の年収がある方となってます。この一定の年収というのはどれくらいなのかオペレーターへ問い合わせした結果、具体的な数字は無いとの返答をいただきました。
貸付契約は最低でも100万円の枠なので年収300万円以上は確実に必要です。
このローンのメリットとしては、もし審査で落ちたとしても同時にアイフルの通常のローンの審査も行ってくれます。
こちらが通っていればそのまま契約を行えるという事に繋がりますので通常のアイフル審査を受けるよりもお得です。
ただし、審査時間は翌日になることもあるので審査に自信が無い方や急いでいる人は通常のフリーキャッシングの申込の方が良いと思います。
三井住友カード ゴールドローンカードレス
三井住友カード ゴールドローンカードレス
上限金利が14.4%
以前は、上限金利が9.8%で年に0.3%づつ金利が下がるので持っているだけで年々金利が減り最高1.2%金利が下がるカードローンでした。
上限金利8.7%で契約出来ていたのでこれ以上ない低金利で融資を受けることができたのですが2019年に上限金利が大きく上がり14.4%となりました。
カードありだと15.0%が上限となるのでカードレスの方が低金利で契約する事ができます。
金利が大きく上がった理由としては50万円以下の限度額を設けたと言うのが大きく、60万円以上の枠では最高11.8%で110万円以上の場合は最高で9.2%という金利で融資を受けることができます。
その分審査も厳しいのでお金を借りたい金額が50万円以内であれば大手消費者金融を選ぶ事も選択肢に入れると良いかもしれません。
このように低金利のお勧めカードローンとなれば上記のアイフルファーストプレミアムカードローンと三井住友カードゴールドローンカードレスをお勧めします。
しかし金利が低いイコール審査が厳しいという事も念頭に置きましょう。
低金利のカードローンのまとめ
- 金利が低い順番は「銀行カードローン」>「大手消費者金融のカードローン」
- カードローンの金利の設定は100万円をボーダーラインとしているところがあり、低金利にこだわって探したけれども100万円未満の借入を検討している方には該当しない場合が多い。
- 審査が厳しい順番は「銀行カードローン」>「大手消費者金融のカードローン」
- 銀行カードローンの場合は口座開設が必要な場合もある、そして口座開設にも時間が掛かる。
- 即日融資可能なのは大手消費者金融のカードローン
- 大手消費者金融より銀行のカードローンの方が金利が低い場合が多い。
- 大手消費者金融カードローンには無利息返済期間があるので短期返済の場合は返済総額の差は少ない。
上手く活用することで大手消費者金融の方が銀行カードローンよりも返済総額を安く抑えられる場合もある。
実際に筆者が短期で大手消費者金融のプロミスとメガバンクのみずほ銀行で30万円のカードローンを利用した場合を比較してみましたので下記の表をご覧ください。
完済までの期間 | プロミス | みずほ銀行 |
---|---|---|
1ヶ月 | 300,000円 | 303,452 |
2ヶ月 | 304,389円 | 305,260 |
3ヶ月 | 306,691円 | 307,026 |
4ヶ月 | 308,943円 | 308,800 |
5ヶ月 | 311,205円 | 310,580 |
6ヶ月 | 313,480円 | 312,366 |
7ヶ月 | 315,765円 | 314,160 |
8ヶ月 | 318,060円 | 315,960 |
プロミスは上限金利17.8%、みずほ銀行は上限金利14.0%で比較しました。
その結果、これだけ金利に差があるにも関わらずプロミスには無利息期間が30日あるため3ヶ月で完済すればプロミスの方がみずほ銀行より返済総額が抑えられ、4ヶ月目以降に逆転という結果になりました。
このようにご自身が「どのくらいの金額」を「いつまでに希望」して月々の返済額をどの位の期間で返済したいのか、あなたのお考えで最良の方法は変わってきますのでしっかり吟味していただければと思います。
すぐにお金が必要な方の場合は、プロミス、レイクALSA、アコム、アイフルなど大手消費者金融カードローンの一択になりますので話は変わってくるのです。
今回は低金利のカードローンという事でお話をさせていただきました。
結論は金利は気になるものですが金利だけで判断するものでは無いという事です。
ご自身に合ったカードローンをしっかり選びましょう。
金利についてより詳しく知りたい方は利息の計算方法など詳しく解説してますのでこちらの記事もどうぞ。
借入金額や返済期間をご自身に合ったものに設定するために役立つと思います。