三井住友銀行カードローンからお金を借りる方法！審査や在籍確認について解説！

管理人も愛用している三井住友銀行カードローンは銀行ならではの金利が魅力です。金利幅は年1.5％から14.5％の幅で利用できるため消費者金融と比べて比較的に金利が低めです。

メガバンクと聞くと非常に堅いイメージがありますが、20歳以上で安定した収入のある方に申込が可能です。

三井住友銀行カードローンはインターネット申し込みなら24時間365日いつでも受付可能です。また、三井住友銀行の口座を持っていなくても、新たに作る必要もなく利用出来ます。

ただし土日祝日は審査を行っていない点だけご注意いただき、基本的に審査結果は最短でも翌営業日となります。

急ぎで借入を行いたい、かつ消費者金融と比べ金利が低めのカードローンを利用したいという方のニーズにも対応しています。審査通過後にすぐにカードが欲しい場合はカードの受取りをローン契約機へすることで素早く借入を行えるようになってます。

借入後の返済も月々返済額が最低２,０００円からと低い設定となっているので無理なく自身のペースで返済していけるのも嬉しいところです。

また「返済がキツイ」「元金を早く減らしたい」といった方のための専用相談窓口もあるので契約後も安心して利用できるところが魅力です。

三井住友銀行からお金を借りる前に知っておきたい事

ここからは三井住友銀行からお金を借りる前に知っておきたい事をまとめました。

• 三井住友銀行カードローンを利用できる人
• 契約に必要な書類
• 申し込みから融資までの流れ
• 審査基準について
• 在籍確認について
• 金利について
• 返済についての注意事項
• その他の実際に利用してみて感じた注意点

をまとめていますので是非気になる項目をお読み頂けますと幸いです。

三井住友銀行カードローンを利用できる人について

三井住友銀行カードローンを利用できる人は以下の条件をすべて満たす人です。

まとめると20歳以上69歳以下で収入がある人が利用できます。

保証会社は同じSMBCグループのSMBCコンシューマーファイナンス株式会社（プロミス）が行います。こちらは大手消費者金融で非常に知名度が高い大手の会社です。

消費者金融と違い銀行カードローンは大手消費者金融が保証するため、無担保・無保証人で融資を受けることができます。

この保証を受けられる人というのは、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス（プロミス）が保証するというそのままの意味ですが保証してもらう為には保証会社の審査も通過する必要があります。

三井住友銀行の審査と保証会社の保証審査を通過する必要がありますので消費者金融よりも審査は厳しめであるということです。

利用できる人と利用できない人を分けてみました。

これらの審査基準をすべて満たした申し込み条件というのはちょっとわかりにくいと思いますので一覧表にしてみましたので申し込みが行えるのかどうかを確認されてみてください。

利用するために必要な書類について

基本的に書類の提出は仮審査の結果が出た後に必要となるため申し込み時は特に用意するものはありません。

必要な書類は本人確認書類のみで契約できます。希望額が50万円を超える場合はこれに加え収入証明書が必要となります。

本人確認書類の提出のみで契約自体は行うことが出来ますが融資希望額が50万円を超える場合は以下の書類が合わせて必要となります。

書類の提出方法

書類の提出方法は2つあります。1つ目はローン契約機へ原本を持参して持っていく方法、2つ目はインターネットで書類のアップロードサービスを利用する方法です。

インターネットのみで契約したいという人は書類のアップロードサービスを利用することになりますが、こちらはホームページから直接アップロードする方法とアプリからアップロードする方法があります。

必要書類のアップロードは非常に簡単に行えます。メリットは大手消費者金融等だとその場で撮影を行った写真しか送ることができませんが、三井住友銀行カードローンはあらかじめ撮影した写真を送付することができます。

申し込みが終わった後に事前に撮影した提出書類を提出すればその後の審査もスムーズにすすめることができます。

キャッシュカードの有りとなしはどう違うのか？

三井住友銀行は普通預金口座がなくてもお金を借りることが出来るため、申し込み時においては持っている、持っていないは重要ではありません。

そしてキャッシュカードがローンカードになるのでカードを新たに持つ必要もありません。三井住友銀行のキャッシュカードなのでカードを見られてもお金を借りているということは周りに知られることはありません。（申込方法により、契約後に手続きが必要な場合があります。）

もう一つは、キャッシュカードと連動させることで自動融資機能を付けることができるという点です。

これは引き落としなどで残高が足りない時などに自動で融資を受けることができる仕組みです。こちらは利用するために別途手続きが必要なためカードローンプラザに問い合わせください。

三井住友銀行カードローンの申し込みから審査、契約までの流れ

申し込みから審査をうけ実際に現金を出金できるようになる流れは以下のとおり。

1. 申込を行う
2. 必要書類の提出を行う
3. 審査がスタートする
4. 審査完了の連絡
5. カードを受け取る
6. 利用の開始

こういった流れになります。スムーズに行けば最短翌営業日で契約を行えます。

申し込み方法について

申し込み方法は3通りとなります。

• インターネットから申込を行う
• カードローンプラザへ電話
• ローン契約機へ来店し申し込み

現在は、ほとんどの人がインターネットでの申込を利用しています。カードローンプラザへ電話を行い申し込みは時間が掛かりますし、ローン契約機へ行き申込を行ってもその場でカードの受け取りはできないため効率の良い申込方法はインターネット一択だと言えます。

インターネットは2種類の申し込み方法がありますので注意しましょう。

インターネット申し込みを行う際に、まず普通預金口座がある人とない人で別れますが、普通預金持っている人でもインターネットバンキングの契約の有無によっても異なります。

普通預金口座がある人は本人の連絡先等の入力欄が省かれキャッシュカードをローンカード兼用に行えるため郵送物なしで契約を行えるメリットがあります。

普通預金口座を作ってから住所や名前が異なる場合は、先に三井住友銀行の支店に来店し手続きを行うか、一旦口座なしで申込を行うか(後でキャッシュカード兼用もできる)で申込を行うようにしましょう。

審査がスタートし、本人確認書類を送付する

申込を終えると審査がスタートします。申込を終え、本人確認書類の送付を行えます。

最短で翌営業日に審査結果が分かりますが、少しでも早く借入したいという人は以下の項目が参考になるかと思います。

最も審査が遅れるのは申し込み時に入力した内容に間違いがある場合です。特に携帯電話番号の場合は連絡がメールでしか取れなくなりますし、メールアドレスもダブルで間違えてしまうと連絡の取る方法がなくなります。連絡先は必ず間違いのないように注意しましょう。

名前の記入ミスの場合、例えばフリガナを間違えてしまったなどとなると審査時間がかなり伸びてしまう傾向があります。

融資を急いでいる場合は、こちらからカードローンプラザに電話連絡を行う事で審査を早めてもらうことができます。

オペレーターに「先ほど申込をした○○ですが、融資を早めに受けたいのですが」という連絡を行うことで審査を早めてもらうことができます。しかしどれだけ急いでも即日融資を受けることは出来ないので注意してください。

審査完了の連絡が届き在籍確認が行われる

審査が完了したという連絡が届きます。この時に金利と限度額が審査担当者より伝えられますが、希望額通りにいかずそれ以下の金額になることもあります。

逆に50万円の申込を行い、100万円までの枠を作ることができると判定された場合の契約は「どちらの限度額で行いますか？」と聞かれます。

三井住友銀行カードローンの場合は希望額の融資が可能か否かを審査するというよりも、この人はいくらの限度額なら契約できるのか？という事が審査の対象となるため、希望額にはあまり意味がありません。

仮審査の結果報告を受けた後、次は在籍確認が行われます。在籍確認ついては下記で詳しく解説していますのでそちらを参考にしてください。

契約手続きを終えカードを受け取る

キャッシュカードを持っていて口座ありで申込を行った人はそのままカードに機能が追加されるためATMで出金、もしくはインターネットバンキングで本人の口座へ資金を移動するだけで融資を受けることができます。

口座を持っていない人はローン専用カードを受け取る必要があるのですが、方法は郵送で受け取るのかローン契約機でカードを受け取りに行くのかどちらかを選ぶ事になります。

ローン契約機は大抵の場合はATMコーナーに併設されているため人が多いときは入るのが恥ずかしいと抵抗がある人も多いです。

カードを受け取る1回切りなのですがなかなか入りづらいですよね。

特にATMコーナーは人が並んでいることもあるので余計に入りづらいです。

そういった人はプロミスの店舗でもローンカードの受け取りができます。

こちらの方が大抵店舗内に人はいませんし、看板自体は大きく出されていますが出入りも人目につかないように配慮をされていることが多いです。

余談ですが三井住友銀行のローン契約機は普通預金口座の開設も行うことができます。多用途と言えば多用途でカードローン以外の事でも利用者がいるので堂々としていればあまり気にするような事でもないかと思います。

ローンカードでATMから出金を行う

カードさえあればあとはATMから出金を行うのみです。三井住友銀行のATMはもちろんですが、コンビニのATMでも利用できるため利用場所に困りストレスに感じるという事はほとんどないはずです。

利用できるATM一覧が下記になります。

基本的にコンビニならイオン銀行ATM設置店以外はどこでも利用できます。三菱UFJ銀行は出金対応のみで手数料が掛かるので利用は別のATMを使うようにしましょう。

三井住友銀行カードローンの審査について

貸付条件が良く使い勝手も非常に良いですが肝心の審査に通らなくては三井住友銀行カードローンを利用することができません。

銀行カードローンであるため審査基準は大手消費者金融よりも若干厳しいですが年齢などの申し込み条件を満たしていて仕事をしているという人であれば、よほど信用情報に傷がない限り特に気にする必要もありません。

一般的なカードローンの審査基準について

カードローンの審査内容は公開されておらず、例え審査に落ちたからといってその理由を開示してくれることはありません。

しかし、審査に落ちた方、通った方などの傾向を見ると審査基準として主にチェックされる項目は以下の可能性が非常に高いです。

主なポイントはこういったところです。順に説明していきます。

年収の高さは審査評価に影響がありますが、限度額が高めに通る傾向がある部分です。

しかし正社員ではなくパートやアルバイトで年収が100万円前後であるまたはそれ未満という人が利用できないわけではありません。

あくまで年収の高さは返済能力の基準になり限度額が決定される項目であるので審査の通過という点にはあまり影響はないと考えても良いでしょう。

公務員から大手企業に勤める人は収入が非常に安定していると高い属性として扱われます。

逆に自営業の人は単年では非常に高い収入を得たとしても翌年は赤字になることもありえる話です。会社の勤め先の規模により収入の安定性の評価は大きく変わる事もあります。

自主規制前の実例を紹介すると自営業7年目の方は30万円の枠での契約となりましたが、上場企業の現場監督5年目の方は最初から150万円の枠で契約を行えています。

今の職場でどの程度の期間仕事をしたのかという在籍期間です。

こちらは長ければ長いほど安定性があるとして評価は高くなります。大手消費者金融の場合は仕事を始めて1ヶ月目であったとしても利用できますが、銀行カードローンの場合は仕事を始めたばかりの人は審査通過が難しい傾向があります。

他社の借入状況です。申し込みフォームには他社の借入件数や金額を入力する項目がありますが、できるだけ多く借りたいからといって嘘の情報で他社の借入件数や金額をごまかそうとする人もいます。

しかし信用情報を見ると何社からいくら借りているのかという事を正確に把握することができます。信用情報の開示の事例をお見せするとこういった情報の記載が分かります。

JICCの信用情報記録開示書の重要な部分を掲載しましたが、こういった情報はすべてローン業者が信用情報機関を介し共有しているため正確に把握することができる情報です。

借入金額が多ければ当然返済能力が削られていくというのが分かります。この現在の返済金額に三井住友銀行の限度額すべてを借入した金額の返済額を合算し返済していけるのかというのが審査ポイントとなります。

他社の返済状況を月ごとに調査を行います。滞納や遅延となる情報は最大で24ヶ月保管されるため24ヶ月より前に滞納した情報はない事になります。

この返済期限日を過ぎてからの返済を行うと回数が記録されてしまうという事です。例えば返済能力は十分であるのにも関わらず返済を毎回催促しなければ払わない人に対して金融機関は融資を行いません。

目安としてはこの返済日を過ぎてからの返済回数が3回以内でないと審査通過は難しいとでしょう。

カードローンやキャッシングの利用残高と限度額の総額をチェックします。

こちらは住宅ローンやマイカーローン、ショッピングローンやクレジットカードのショッピング枠の残高は除外されます。

カードローンと消費者金融からのフリーローン、クレジットカードのキャッシング枠の利用状況を合算した金額がこれに該当します。

つまり年収が600万円の人で250万円のマイカーローンを返済中であってもカードローンの場合は200万円～300万円まで契約を行うことができます。

プロミスに対して何等かの金融事故を過去に起こしている人は審査に通ることはありません。

例えばプロミスから過去に借り入れを行っていてプロミスを相手に債務整理を行った場合です。こういった場合はプロミス自体が保証を受けてくれることはないので別のカードローンを選ばなくてはなりません。

プロミス以外での金融事故を起こしたのなら保証してくれるというわけではありません。

債務整理（任意整理、個人再生、自己破産）を行った場合、その情報が消えるまでの期間は銀行カードローンでは審査が通らないブラックリスト入りされる期間があります。

目安としては債務整理中ではなく債務整理が始まった月から5年間の期間です。この期間を過ぎないと三井住友銀行カードローンの審査に通ることはありません。

三井住友銀行カードローンの審査落ちする人と通りやすい人の特徴

実際に当サイトにお寄せ頂いた口コミやお便りでどのような人が審査に通りやすく、どのような人が審査落ちするのかを見ていきます。

インターネットによる調査で100名にアンケートを取ったところ審査に通りやすい人の特徴としては他社借入経験がほとんどない、または全くないという人が多く、勤続年数も6ヶ月以上である人が多い傾向にあります。

10万円程度の小額融資希望をする人は審査に落ちやすいという印象です。そういった人は大手の消費者金融か小額融資を受けやすい楽天銀行スーパーローンの利用のほうがよいかもしれません。

三井住友銀行カードローンの在籍確認について

三井住友銀行カードローンは本審査の際に在籍確認が行われます。在籍確認の方法は会社へ電話連絡を行い、本人が本当にそこで仕事をしているのかを確認する事を言います。

一般的にカードローンでは会社への電話連絡が主に取られている方法で、仮審査が通った後に行われます。

実際の電話の内容はこのようなイメージです。

審査担当者

もしもし、私は田中（審査担当者の苗字）と申しますが、鈴木太郎（申込者のフルネーム）様はいらっしゃいますか？

はい。私ですがどのようなご要件でしょうか？

審査担当者

ご対応ありがとうございました。これで在籍確認は終了となりますので、契約手続きが終わり次第ご連絡差し上げます。

一言一句このとおりではありませんが概ねこのような内容となります。個人名に抵抗があるという人は三井住友銀行の名前を名乗ってもらうこともできます。

営業職等で普段は外回りの業務で対応できないという人でも在籍が分かれば問題ないため、ほかの人が対応しても在籍確認は終了します。

• ただいま席を外しておりますがどのようなご要件でしょうか？
• 折り返し電話させますのでご連絡先をいただいてもよろしいでしょうか？

このような返答があれば問題なく終了します。電話自体は非通知の電話番号から連絡がありますが非通知拒否をしている場合は携帯電話番号から掛かってきます。

この番号は後からかけ直しても応答しない電話番号であるため、どこから掛かってきたのかというのはわからないように配慮されています。

また、電話で折り返しの電話番号を聞かれてもこのような対応をとります。

審査担当者

承知致しました。では改めてまたご連絡させて頂きます。

こういった流れで終了しますが、希に在籍確認で審査落ちとなる場合があるので事例を紹介します。

• そのような人はおりません
• 個人情報の為、お答えできかねます

こういった返答の場合は、審査落ちとなるので注意しなくてはなりません。

三井住友銀行ではなく別の銀行ですが、こういった返答で審査落ちになった経験があります。

三井住友銀行カードローンの金利について

三井住友銀行カードローンは、契約する限度額に応じて適応される金利が決まります。

最も低い金利は年1.5％ですが限度額が700万円以上と非常に条件が厳しいのが分かります。100万円以下の場合は年12.0％～14.5％での契約となるため基準となる金利は年14.5％だと認識したほうが良いでしょう。

他銀行のカードローンと比較してみるとどうでしょうか？

基本的に新規契約の場合は上限金利が適応となることが大半であるため、条件金利で比較すると三井住友銀行カードローンは、平均的な金利となります。

メガバンクの中ではみずほ銀行の方の方が低金利で融資を受けることができます。ただし口座開設が必須であるため現在キャッシュカードを持っていない人は融資までに3週間程度時間がかかるというデメリットがあります。

200万円以上の契約となると三井住友銀行カードローンは全体よりも低めの金利で契約を行うことができます。

大抵の場合は上限金利が適応されますが、200万円の契約で年10.0％の契約ができた事例もあるため、100万円以上の融資を希望する人の場合、金利が比較的低めでの融資が期待できます。

金利の引き下げは行ってもらえるのか？事例を紹介

契約した金利が利用中に引き下げが行われる場合があります。

• 限度額を引き上げた場合

金利の引き下げが行われるのはこのパターンが大半です。まず限度額を引き上げた場合は金利の引き下げが行われます。ただし100万円単位での適応範囲が変更となるため、大きな金額を増額しなくてはなりません。

また、私の事例で言うと過去に200万円ほど他社から借り換えを行い3年以上返済し続けましたが途上与信等で金利の引き下げが行われることはありませんでした。

契約した金利に対しての利息について

金利は低いほうが契約者にとって有益であるのは分かりますが、どんなローンであっても金利が低ければ低いほど審査通過が難しくなります。

また、カードローンは10％より低い金利で契約を行おうとすると最低でも300万円以上の限度額を作らなくてはならないため、年収は最低でも600万円～900万円であり尚且つ安定していないと300万円以上の限度額を作るのは難しいのが現状です。

その為、多くの人は年14.5％の金利で契約をしているのですが、実際のところ利息はどの程度つくのかという事を10.0％で契約できた場合と比較しながら説明していきます。

計算式はこのとおりシンプルです。ではこれに10万円を1ヶ月借りた金額を算出してみます。

• 100,000　×　14.5％　÷　365　=　39円（39.7）
• 39（円）　×　30（日）　=　1,170円

これが1月あたりの利息となります。

• 100,000　×　10.0％　÷　365　=　27円（27.3）
• 27（円）　×　30（日）　=　810円

10万円に対して1ヶ月でつく利息の差額は360円程度。金額が50万円以上となってくると差額が大きくなりますが30万円以下の融資であれば1,000円程度の差額です。

利息に関してはイメージとして10万円を1ヶ月借りると約1,200円の利息がかかるというのを基準に考え、30万円であれば3,600円。60万円であれば7,200円ほど掛かってくるという認識をしておきましょう。

それよりも問題となるところは返済を長期化してしまうと消費者金融よりも高い返済総額となる事も考えられますので返済に関しての注意点を次にみていきましょう。

返済に関しての注意点

三井住友銀行カードローンは返済のサポートが充実しており、いつでもカードローンプラザに電話して返済プランの見直しなどを行ってもらうことができます。実際に利用してみてわかったことですが利用に関していくつか注意点があります。

月々の返済額が低いことはメリットもあるがデメリットもある

カードローンは好きな時に借入して好きな時に返済できるという自由度が高いことも人気の理由ですが、毎月カードローン会社の指定する最低返済額を約定返済日までに入金をしなくてはなりません。

大手消費者金融の場合は自主規制基本規則というものがありいつまでも完済できないような最低返済額ではならないという規則があるため長くても5年完済を行うのが一般的です。

銀行カードローンにはこの規則がありません。つまり最低返済額を低めに設定を行っているところも多いです。三井住友銀行カードローンは月々の返済額は低めに設定されています。

200万円までの最低返済額を見ていただきましたが、200万円借りても毎月の最低返済額は25,000円です。

消費者金融4社から50万円ずつ借りた場合月の返済額は52,000円になる為、複数社から融資を受けている人にとっては毎月の返済が非常に楽になります。

三井住友銀行カードローンは200万円の限度額で契約した場合、金利が年10.0％～12.0％となります。上限金利の年12.0％で契約したと想定します。

月々に2万5千円ずつ返済したシミュレーションと大手消費者金融で52,000円返済し続けた場合を比較してみます。

消費者金融1社の場合は限度額が100万円以上になると上限金利が15.0％になるので、4社から50万円ずつ借りたと想定した数字で比較しています。高金利のはずの大手消費者金融の方が返済総額で三井住友銀行カードローンと100万円以上の差が出ています。

最低返済額通りに返済を行ったら完済までの期間が長くなって返済総額が大きくなってしまうという事です。

毎月の最低返済額は大手消費者金融よりも低い金利だからという理由ではなく5年完済以上のプランを組んでいるからという理由です。

口座振替ではいつまで経っても完済しない！？約定返済額の減額に注意！

約定返済額（最低返済額）は消費者金融と銀行カードローンでは仕組みが異なります。消費者金融の場合は完済するまで同じ金額を返済し続けないとなりませんが、銀行カードローンは残債に応じて約定返済額が減額される仕組みとなっています。

例えば20万円借りて月に8,000円ずつ返済し続けたとします。消費者金融の場合は完済するまで8,000円の支払いですが、銀行カードローンの場合は10万円単位で細かく最低返済額を設定しているところもあり、10万円を切った時点で月2,000円が最低返済額に変わります。つまり図解するとこのようなイメージです。

消費者金融の場合、最初は大半が利息となりますが、返済額が一律であるため元金と利息の割合が徐々に変わっていきます。目安としては5年完済プランである為、3年以上経過したタイミングで一気に元金が減っていきます。

銀行カードローンの場合は、最低返済額が残債に応じて変化するため元金と利息の割合はほとんど変わらないまま返済がすすんでいきます。

私も最初、月々の返済額が2,000円ほど減り嬉しかったのですが、これに甘え続けるといつまで経っても完済できない状況になってしまいます。

残債や直接現金を手に取って返済するのが億劫だからという理由で口座振替のみで返済する人がいますが、口座振替の場合は約定返済額（最低返済額）のみが引き落とされます。つまりどういうことかというとローンが最も長期化するケースに該当するということです。

先ほどのシミュレーションは月に25,000円をずっと返済し続けたパターンを紹介しました。では今度は月々の返済額を下げていく計算式を足したものでシミュレーションしていきます。

計算式が特殊となるため、残債金額に応じて返済額が変更されるシミュレーションをExcelで作成し数字をあてはめました。

目を疑うような結果となりました。返済期間が41年で返済総額が元金の3倍近い金額です。もちろんこれより低い金利になると返済回数は減りますし、200万円の限度額に対して上限金利の12.0％で計算したためこのような結果になっています。

どうしてこんな計算になるのか分からないという人もいると思いますので、以下のシミュレーションの過程をまとめています。

重要なのは元金を減らすことが最も難しい事です。カードローンで100万円、200万円というのは他のローンよりも遥かに金利が高いという事を知っておくべきです。

解決方法としては毎月の返済額を自身でシミュレーションして払い続けるか、カードローンプラザに電話して「毎月いくら返済すればいいのか？」「完済までどれくらいの期間がかかるのか？」「残債を減らしたいから一時的な金利の引き下げはできないのか？」という事を積極的に相談するようにしましょう。

私の自身の経験で言うと元金は減りがかなり遅いので最初に支払った返済金額に1万円を足した金額を完済まで続けていくという方法が最も良いバランスかと思います。

約定返済額が25,000円ならプラス10,000円で35,000円ほど返済を延々と続けるというイメージです。

契約後の利用に関しての注意事項

例えば200万円の限度額で契約を行ったとしましょう。いつでもATMや振込で200万円を出金出来る状態になるわけですが、これがずっと継続されるというわけではないので注意しましょう。

突如使えなくなることもありますし、限度額が変更され減額されることもあります。こういった利用に関して注意しなくてはならない項目をいくつか解説していきます。

限度額変更で減額されてしまった場合

いざという時に使いたいが、いきなり限度額が減額されて使えなくなる場合があります。限度額が減額されるケースは以下の理由です。

• 返済中何度も期限日を過ぎてしまった
• 最後に収入証明書を提出して3年以上経過した

主な理由はこの2つで、最も多いのが返済期限日を過ぎてからの返済を数回行ってしまったという時です。

三井住友銀行カードローンは催促の連絡が期限日後から数日後で電話が掛かって来ますが、優しい口調でいつ入金予定でしょうか？という会話が行われます。

思わず期限日を毎月過ぎても別にいいのではないかと思えてしまうほどです。しかし三井住友銀行カードローンは１日でも期限日を過ぎた時点で遅延扱いとなります。

普通に考えれば当たり前の話ですが、大手消費者金融は信用情報を月末更新するため、支払い期限日を過ぎても月をまたぐ前に返済を行えば滞納扱いにならない事が多いです。

三井住友銀行カードローンの場合は期限日を３回以上過ぎて返済を行ってしまった時点で限度額を一時的な減額を行う事があります。

私は返済期限を3回以上過ぎたことで200万円の限度額が10万円に下がった事があります。この場合、契約金額には変更がないためカードローンプラザに連絡して限度額を戻してもらうよう相談する必要があります。

カードローンは契約を行えば、ずっとその条件で融資を受けることが出来るというわけではありません。途上与信といい契約中に定期的に審査が行われていますが、年収を調べる事ができません。

その為、定期的に収入証明書を任意でお願いしているカードローンが多く三井住友銀行カードローンも例外ではありません。

最後に収入を証明してから3年以上が経過し提出をお願いされても無視し続けた場合は限度額が減額されることもあるので注意しましょう。

契約限度額が50万円以下の人は提出を何年も行わなくても下がらなかった事例があるので100万円以上の契約がある人は注意しましょう。

利用停止になって新たな融資を受けることができなくなった

利用停止になって新たな融資を受けることができなくなる場合があります。

三井住友銀行の普通銀行口座を何等かの理由で差し押さえを受けた場合です。市県民税や年金等の支払いを無視し続け銀行口座の差し押さえを受けた時点でカードローンの利用が停止となり融資を受けることができなくなります。

たとえその支払いがカードローンの限度額内で払える状態であっても差し押さえが解除されて再開手続きを行わない限り再度カードローンを利用することができません。

一度カードローンの利用を停止されて再開した場合は以前の限度額よりも低い金額の限度額でしか融資を受けることができなくなるなど多くのデメリットがあるので注意しましょう。

限度額の増額（増枠）をお願いしたいときは、契約した時の限度額を引き上げたい時は三井住友銀行カードローンプラザに電話して限度額の引き上げを伝えることで増枠を行うことができます。

ただし限度額の引き上げには増枠審査があり、新たに審査を受ける必要があります。貸付限度額が50万円を超える場合は収入証明書の提出を行わなければなりません。

初回契約時とは異なり本人確認書類の提出や在籍確認は住所変更や職場が変わるなどがなければ行われることはありません。

解約方法は電話一本で手軽に解約することはできません。

支店窓口で解約の手続きを行うか、郵送で手続きを行う必要があります。郵送を希望される方はカードローンプラザへ電話が必要となります。

三井住友銀行カードローンのまとめ

長くなりましたが最後に重要なところをまとめます

三井住友銀行カードローンは、銀行の中では申込までの対応がスムーズなことが特徴です。（※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によって異なります）

早めに融資を受けたいが消費者金融に比べて金利が低めなカードローンがいいという人にはおすすめです。

パートやアルバイトの人よりも勤続年数の長い正社員の人の方が審査通過の傾向があるため、勤続年数が短い人やパート、アルバイトの人は貸付条件が殆ど変わらない楽天銀行スーパーローンをおすすめします。

そしてカードローンを利用する時は、最初はあまり大きな金額は借入せず、月々の返済も最低２,０００円からとはなってますが、１０,０００円以上は返済しましょう。そうすれば安全に利用出来て、日々の生活にもきっと役立ちます。