- ブラックOK!
- 通帳買い取ります
- 携帯電話買取します
- スピード審査当日融資OK
- 安心の100%自社貸付
- 他社断られた人歓迎
- 職業不問
- 個人情報秘密厳守
このような事を言ってくる業者は基本的に闇金です。返済できないレベルの高金利、そして執拗以上に電話もかかってきます。
完済して終わったと思えば一方的に相手からの振り込みあってそれが融資とみなされる。
再び高い利息が上乗せされた金額の返済を一方的に押し付けてくることもあれば挙げ句の果てに通帳やスマホを買い取ると言い始めます。
完済すると伝えても「10日前に報告がなければ全額返金は受け付けることはできないから利息だけ先に払え」と要求してきます。
闇金というのは一度利用するとなかなか関係を断つのが難しいのが現状です。
たった3万円程度でも借りてしまえば割に合わない精神的な苦痛を受けることになります。
これらは全て私の実体験です。
もう10年ほど前ですが安易な考えで闇金を利用した経験があります。身をもってそのしんどさを体験しました。
私の場合は自分から借りに行った方なので自業自得ではあるのですが、知識不足等が原因で本来は闇金以外からお金を借りたいのにも関わらず闇金から借りてしまったという人もいます。
ここでは、闇金から借りないためにどうすれば闇金なのか正規業者なのかを見分ける方法を詳しく解説していきます。
闇金の種類について知っておこう!
現在の闇金で共通しているのが、店舗を持たず電話のみで対応しているところが多く、実際に対面などはありません。しかし集客方法にいくつか種類がありますのでご紹介したいと思います。
090金融
090金融というのは、主にメールやDM、チラシなどに甘いうたい文句のみ掲載し、携帯電話番号が記載されている業者になります。
基本的に携帯電話番号が掲載されている金融業者は全て闇金です。
個人間融資
個人間でお金の貸し借りを行う事ができる掲示板サイトなどでやり取りされるマッチングサイトのような手口を行っているのがこのタイプになります。
殆どの場合、個人を装った闇金が貸付を行います。
貸付の際は運転免許証の写真など個人情報の提出を求めます。
個人情報を提出することで、別のトラブルに巻き込まれる可能性も発生してしまいます。とても危険なものですから利用してはいけません。押し貸し
私も被害経験があるのがこちらです。最初は090金融でお金を借りたことが発端でしたが、それでもきちんと完済しました。完済したはずでしたがある日突然一方的に先方からお金が振込まれます。それを勝手に融資とみなされ融資が高金利で行われるのです。
闇金は小口の金額を貸し付け、元金を返済させず延々と利息だけ取り続ける事を行いたいので、一度でも関りを持つとこういったトラブルに巻き込まれることになります。
紹介屋
インターネットで集客だけを行い、集まったリストを闇金に売却する業者と、顧客に申込みだけをさせておいて「うちでは厳しいから貸してくれるところを紹介しましょうか?」と打診し、闇金を紹介してくる業者です。
整理屋
「もうこれ以上借金を増やしても仕方ないので債務整理を行って借金生活を抜けた方がいい。先生を紹介しますよ」と司法書士か弁護士を紹介してくるケースです。
これは闇金だけでなく中小の消費者金融も行ってます。仮審査だけ通して来店させる手法をとります。上記の数々の事例とは違い借金問題を解決させる為に行うことですから、法外な利息を取られるなど実際の目に見える被害はありません。
但し業者と司法書士や弁護士とが提携しているのでその分、債務整理の費用が上乗せされており相場以上の費用が掛かりますので、最初からご自身で探した方が安価で済ますことが出来ます。
買取屋
こちらは2種類ありまして、持っているスマートフォンや通帳を買い取るタイプがまず1つ目。通帳は3~5万円程度、スマートフォンや携帯電話は1万円~3万円で買い取ってもらえるのですが、この金額では割に合わない二次被害に後で巻き込まれる可能性があります。
2つ目は、クレジットカード等の枠が余っているのが分かれば、ひたすらAmazonギフト券を購入させて、それをメールで送付させます。
Amazonギフト購入金額の70%程を振り込みするというクレジットカード会社の規約違反に該当するクレジットカードの現金化です。
100万円分購入すれば70万円ものお金になりますので、他の小口融資とは異なり大きな金額の現金を手にできる方法となります。
しかしクレジットカードの支払いを行う必要がありますので、トータルで考えると利息制限法以上の金利で契約している事と同じになるので全く割に合いません。こちらもくれぐれもお気をつけください。
アルバイトを装った名義貸し
カードローンの調査を理由に顧客へアルバイトと装ってカードを作らせます。アルバイト料を支払いそのカードと暗証番号を渡してもらうのがこのタイプです。
この後に待ち受けてるのは業者が勝手にお金を借りて、リボ払いで一定期間ほど返済を行います。本人は被害に合っていることになかなか気付きません。そして最後は限度額最大まで借りられて連絡がとれなくなります。
被害にあったとしても第三者にカードと暗証番号を渡すなどは返金の対象になりませんので、結局は自身で泣き寝入りするしかありません。
登録の詐称を行っている闇金
見極めが難しいのがこちらです。正規業者の名前を使い本物っぽく見せて貸付を行う業者があるのです。よくある事例が中小の消費者金融の名前を語る業者で、少しだけ名前を変更しているか、本物の業者名を語るところのどちらかです。
借入を行う本人はきちんとした業者へ申込を行ったつもりが、知らない内に気付かず闇金を利用していたという事もありますので注意しましょう。
対策方法
正規業者なのかどうかを金融庁の登録貸金業者情報で調べてみることを最初に行いましょう。こちらに登録されている業者は正規の貸金業者になりますので、念のため日本貸金業協会の会員なのかどうかを調べておくことが重要です。
闇金の取り立ては基本的に電話攻撃のみ
基本的に闇金自体は直接取り立てに来ることはありません。電話がひたすらに掛かってくるのみで電話番号も定期的に変わります。
闇金からお金を借りた時点で返済義務はないので最初から無視するのも方法の一つです。
ただし執拗なまでに電話をしてきます。
個人情報によっては会社や親族など自分以外の第三者に対しても電話をしてきます。
債務整理を行っても元々対象外で「元金」を回収するまでは電話を延々としてくるので安易に考えることは危険ですから注意しましょう。
現在確認されている無登録業者一覧
最後に現在、金融庁で掲載されている無登録業者を記載させていただきますので、以下をご覧ください。
- 株式会社シード・リンク
- 株式会社京三
- 株式会社JP
- 株式会社コミットライン
- 株式会社プレス
- 株式会社エボリューション
- 株式会社双信
- 株式会社フジシステム
- 株式会社アップリンク
- 三菱UFJニコス株式会社
- (上記は三菱UFJニコス株式会社の商号と登録番号を不正に使用して勧誘を行う)
- リコーリース株式会社
- (上記はリコーリース株式会社の商号と登録番号を不正に使用して勧誘を行う)
- イオンプロダクトファイナンス株式会社
(上記はイオンプロダクトファイナンス株式会社の商号と登録番号を不正に使用して勧誘を行う) - 株式会社フィーリング
- 株式会社東京経済ファクトリー
- 株式会社大興
- 株式会社アイエスアイ
- 株式会社S.R.T
- 日光商事
- The Okayasu Lenders Group
- 株式会社アップス
- アプラス
- 株式会社リバース
- 株式会社ジャックス
- 共立クレジット
- 株式会社グッドプランニング
- 株式会社ユニーファイナンス
- オレンジライフ株式会社
引用元:金融庁「違法な金融業者に関する情報について」2020年11月10日更新情報より
正規の業者名をうたっている業者もあるので利用する際は必ず登録業者等の確認を行うようにしましょう。