複数の借入金を抱え毎月の返済に頭を悩ましている多重債務の方は「もう審査に通らない」「債務整理するしかない」と精神的に追い込まれてしまっている人も多いのではないでしょうか?
確かに借金問題を解決する最後の手段が債務整理です。
しかし、債務整理をしてしまうと信用情報はブラックになることから、債務整理の前におまとめローンなどを利用して返済を行っていく検討をした方がよいでしょう。
借入件数があまりにも多いと、新規の借入はもちろん、おまとめローンの審査にすら通過できないこともあります。
複数の借入金を抱える人にとって最後の砦となる消費者金融が「中央リテール」です。
大手消費者金融のおまとめローンに断られても中央リテールであれば審査に通過できるかもしれません。
中央リテールがどんな会社なのか、商品概要や審査基準とともに詳しく解説していきます。
多重債務に悩んでいる方は解決できる可能性があります。ぜひ最後までご覧ください。
債務整理をする前におまとめローンの利用を検討しよう
債務整理を行えば、確かに借金からは解放されますが、信用情報がブラックになるので日常生活に著しく支障が生じてしまいます。
そのため、できる限り自力で返済できる方法を検討し、それでも返済ができなくなった時の最後の最後の手段として債務整理を検討すべきです。
複数の借入金を抱えている人の返済を楽にする方法がおまとめローンです。
おまとめローンとは、複数の借入金を1本にまとめることができるローンです。
借入先 | 毎月返済額 | 借入残高 |
---|---|---|
A社 | 20,000円 | 700,000円 |
B社 | 25,000円 | 1,000,000円 |
C社 | 15,000円 | 500,000円 |
合計 | 60,000円 | 2,200,000円 |
上記のように複数の借入金を抱えている人が、この借入金の合計220万円を金利10%、10年返済でまとめた場合の毎月返済額は29,073円になります。
このケースでは、毎月6万円の返済が半分以下になりました。
おまとめローンをうまく活用すれば、債務整理をすることなく返済しやすくすることが可能です。
債務整理の前にまずはおまとめローンを検討すべきでしょう。
おまとめローンは中央リテールがおすすめ
おまとめローンは大手をはじめとして消費者金融各社が取り扱いを行っていますが、次の2つの点を重視して選ぶことが重要です。
- 上限金利が低い
- 多重債務者でも利用できる
上限金利が高いとおまとめをしたことによって、むしろまとめる前よりも利息負担額が大きくなってしまうことはよくあります。
おまとめ後の利息負担をできる限り少なくするためにも、上限金利が低いおまとめローンを選ぶべきです。
また、おまとめローンにも審査がありますが、審査の際にあまりにも多くの借入金を抱えている多重債務の人は審査に落とされてしまうことがあります。
その場合、すでに多重債務に苦しんでいる人はおまとめローンで救われないことになってしまいます。
多重債務者とは一般的に4件以上の借入金を抱えている人を指しますが、このような人のおまとめにも対応しているおまとめローンを選びましょう。
これら2つの条件を満たしている消費者金融が「中央リテール」です。
中央リテールという会社の名前を聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか?
ネットなどでは「怪しい」という書き込みが少なくありませんが、中央リテールは合法的な会社で、法律遵守で営業しています。
まずは中央リテールという会社の実在性や合法性について解説していきます。
会社名 | 中央リテール株式会社 |
設立 | 平成15年12月 |
資本金 | 6,000万円 |
所在地 | 渋谷区道玄坂2-25-7-6F |
電話番号 | TEL 0120-965-797/03-6415-1280 FAX 03-6415-1281 |
事業内容 | 総合金融業 |
取扱商品 | 借換ローン・不動産担保ローン・事業者ローン |
中央リテールのホームページに記載されている情報です。
渋谷に本社を構えて、金融事業を営んでいる会社であることが分かります。
しかし闇金の中には法人としての実態がないのに法人登記をしてあるかのように記載している会社もあるので注意が必要です。
国税庁の「法人番号公表サイト」で中央リテールが本当に法人登記されているのか調べてみました。
法人番号:8011001061477で称号も所在地も中央リテールのホームページに記載されている通りであり、中央リテールは法人として合法的に登記されている会社であることが分かります。
法人登記をするということは本社所在地も代表者名も公表されるということですので、安易に犯罪行為をすることはできません。
中央リテールは確かに法人登記がされているので、一定の信頼はありそうです。
中央リテールは貸金業者登録も行っている合法的な貸金業者
お金を貸すことを生業としているのであれば、国や都道府県に登録貸金業者として登録しなければなりません。
登録貸金業者になるには国家資格である貸金業務取扱主任者の資格者を店舗に1人以上設置し、純資産額5,000万円以上などの厳しい条件をクリアする必要があります。
登録貸金業者は国や都道府県の厳しい監視のもと貸金業法遵守で営業を行うので、法律遵守の会社はお金を借りても安心だと考えて問題ありません。
金融庁の「登録貸金業者検索サービス」では、貸金業者として登録している全ての業者を検索することができますが、ここでも「中央リテール」を見つけることができました。
中央リテールは法律を守った安心安全な会社であると判断しても問題ないでしょう。
なお、貸金業者の業界団体である日本貸金業協会は、闇金からお金を借りないよう注意喚起を行ったり、多重債務者への支援など、貸金業が健全に法律遵守で運営されるような様々な取り組みを行っている団体です。
ここでも中央リテールは協会員として検索することができました。
- 法人登記を行っている
- 登録貸金業者として登録されている
- 日本貸金業協会の会員として登録している
中央リテールはこれら3つ全ての条件を満たしているので、「怪しい」などの口コミも散見されますが、実際には取引を行っても全く問題のない会社であることが分かります。
- 金融庁:登録貸金業者情報検索入力ページ
- 日本貸金業協会 :協会員検索
新規の貸付なし!中央リテールはおまとめローン専門会社
中央リテールは新規の貸付に関しては一切取り扱いがなく、複数の借入金によるおまとめローン専門会社になります。
「お金が必要」という人は他の消費者金融へ相談してください。
中央リテールは「複数の借入金を抱えて返済が苦しい」という方に適しています。
中央リテールのおまとめローンについて
中央リテールははおまとめ専用会社ですが、無担保のおまとめローンと不動産を担保にしたおまとめローンの取り扱いがあります。
無担保おまとめローンと比較して不動産担保ローンの方が高額を借りることができます。
それぞれの商品について詳しく解説していきます。
融資限度額 | 500万円 |
金利 | 10.95~13.0% |
返済期間 | 最長10年(120回) |
返済方法 | 元利均等 |
担保・保証人 | 不要 |
複数の借金を抱える人の多くがこのローンを利用して借入金のおまとめをして簡潔にしています。上限金利13%と、消費者金融のローンとしては著しく低い金利でおまとめ可能です。
融資限度額 | 3,000万円 |
金利 | 8.2~9.8% |
返済期間 | 最長10年(120回) |
返済方法 | 元利均等 |
保証人・担保 | 不動産 |
他社借入金額が多く、無担保のおまとめローンは対応不可の際には不動産を担保として3,000万円まで融資を行います。
また、借入額が多すぎる人は「不動産を担保にすればおまとめに応じる」と中央リテールから提案されることもあるようです。
いざという時に不動産を差し押さえることで回収できるので、不動産担保ローンは金融機関にとってリスクの低い貸付です。
そのため、中央リテールの不動産担保ローンは上限金利9.8%と、非常に低い金利で借入をすることができます。
中央リテールおまとめローンの特徴
中央リテールは低金利で審査に通過しやすいのがメリット。
- 上限金利が低い
- 現在、他社で延滞中でも審査に通る
- ショッピング枠もおまとめ可能
中央リテールは「貸金業法に基づくおまとめローン」を取り扱うために総量規制対象外というのが特徴です。
そのため、中央リテールは年収の3分の1を超える借り入れが可能なのです。
それだけでなく、低金利で審査に通過しやすく、まとめることができる債務の範囲が広いという特徴があります。
上限金利が低い
無担保おまとめローンの上限金利は13.0%です。
通常、他社では一般的に利息制限法ギリギリの18%程度に設定されていることがほとんどです。(貸金業法に基づく)
消費者金融 | 金利 |
---|---|
中央リテール | 10.95~13.0% |
アイフル(かりかえMAX) | 3.0~17.5% |
アコム | 7.7~18.0% |
プロミス | 6.3~17.8% |
大手の金利は広範囲ですが基本的には上限金利が適用されています。こうして見ても、中央リテールは他社と比較してダントツで低くなっていることは間違いありません。
複数の借入金を1本化できるおまとめローンは返済額が軽減されますが、実は利息負担が多くなってしまことも少なくありません。
中央リテールであれば借換後の金利を13%まで減らすことができるので、借り換えることによって利息負担も減らすことが可能です。
現時点で他から借りていて延滞中でも審査に通る
現在も他社から借入していて、しかも延滞中という人も中央リテールならば審査に通過できるチャンスあり。
審査基準には「2ヶ月以上の延滞は取り扱いできない」というものがあり、逆に言えば2ヶ月未満の延滞なら審査に通過できる可能性があるということです。
一般的に、他社借入で延滞を起こしてからではまず審査に通過することはできない鉄則です。
しかし中央リテールであれば延滞を起こしてしまってからも審査に通過できる可能性があるので、すでに延滞を起こしてしまい「他社から断られてしまった」という人でもチャンスあり。
ショッピング枠もおまとめ可能
中央リテールのおまとめローンは、クレジットカードのショッピング枠も借り換えをすることができます。
クレジットカードのショッピング枠のリボ払いに苦しんでいるという人も多いのではないでしょうか?
中央リテールであれば、他社からの借入もクレジットカードのショッピング枠も全てまとめが可能です。
他社の場合は、消費者金融からの借入のみまとめ可能と決められていることが多くなっています。
そのため、おまとめローンではクレジットカードのリボ地獄から救われない人が多いですが、中央リテールであればクレジットカードのショッピング枠に悩んでいる人でも支払いを楽にすることができます。
中央リテールおまとめローンの申込から融資までの流れ
- 審査時間は最短2時間
- 在籍確認は必ず行われる
- 審査通過後に来店し契約
- 融資実行と同時に他社借入とリボ払いはすべて解約
契約には来店が必要で、融資されたら他社の債務は全て解約する流れです。
審査時間は最短2時間
「急いでお金が必要」という人に対してスピード審査はなく、場合によって数日程度の時間をかけて審査が行われます。
審査では「なぜこれほどの借金をしたのか」「今はどんな仕事をしているのか」「家族の収入や借入の状況は?」など、答えにくい内容をかなり突っ込まれて聞かれることもあります。
時間をかけて審査担当者が審査をするので、中央リテールの審査回答には時間がかかると理解しておきましょう。
在籍確認は必ず行われる
審査では勤務先の在籍確認が必ず行われます。
在籍確認とは、申込時に申告した勤務先に本当に勤務しているかどうかを担当者が電話で確かめることです。具体的には次のように会社に電話をかけて行います。
「〇〇(審査担当者個人名)と申しますが、●●様(申込人名)いらっしゃいますか?」
ここで、申込者本人に電話がつながるか、勤務先の人が「不在」「おやすみをいただいている」などの本人が会社に在籍していることが分かる文言を伝えれば在籍確認完了です。
勤務先の人に借入したい事実を知られることはありませんが、在籍確認が完了しない限りは審査は終わりません。
審査通過したら来店して契約する
審査に通過したら、担当者と約束した時間に必要書類を持参し契約手続きを行います。
中央リテールは、WEBや郵送やFAXなどの非対面での契約をすることができないという点に注意しましょう。
融資実行と同時に他社借入とリボ払いはすべて解約
契約手続が終了すると、融資実行になります。
中央リテールは融資実行日と同時におまとめ対象になる他社借入を完済します。
また、完済だけでなく、他社のカードローン借入枠やクレジットカードのキャッシング枠やリボ払いの枠などは全て解約することが必須条件です。
中央リテールの必要書類
中央リテールからの借入に必要な書類は次の通りです。
- 本人確認書類
- 収入証明書
審査は債務者の借入状況に応じてかなり詳細に行われるので場合によっては追加で他の書類の提出が求められることもあります。
必要書類に不備や漏れのないよう用意するとともに、追加で提出を求められた書類は可及的速やかに提出しましょう。
中央リテールおまとめローンの審査基準は分かりやすい
公式サイトの「クイック診断」で質問に答えると、ここで「融資が難しい」と判断されると次のような画面が表示されます。
ここから、中央リテールの審査では次のポイントが重要になることが分かります。
- おまとめローンの対象になる人は他社の借入が5社以上かつ200万円以上
- 2ヶ月以上の延滞は借入不可
- 信用情報ブラックは不可
- 無職の人はおまとめローンの審査に通らない
- 他社からどれだけ借入・返済しているか
他社に落ちた人でも上記の基準に合えば、お金を借りることができる可能性があります。
おまとめローンの対象になる人
中央リテールは「複数の借入金を抱えている人専用の消費者金融」です。条件は「他社借入件数が5件以上かつ200万円以上の借入残高」となります。
他社では借入件数や借入金額が多すぎると審査に通過することは難しくなりますが、中央リテールでは逆に一定以上の借入件数と借入金額が必要なのです。
2ヶ月以上の延滞は借入不可
2ヶ月以上延滞している場合には審査に通過できません。
延滞があっても審査に通過できることも多いようですが、その延滞が2ヶ月以上になると審査通過不可になってしまいます。
借入金を返済できない人は延滞が2ヶ月達する前に申し出ましょう。
信用情報ブラックは不可
「金融事故のある人は原則お取り扱いできません」と明記されているので、いわゆる信用情報ブラックの人も審査に通過することは難しいでしょう。
金融事故とは信用情報に次のような情報が記載されている人です。
- 債務整理
- 長期延滞
- 強制解約
- 代位弁済
中央リテールは他の中小の消費者金融よりも審査が厳しい側面もあり、ブラックの人には「取り扱いできない」と明記されています。
「信用情報がブラックでなく、借入件数・借入金額が一定以上」という極めて稀有な条件に合致する必要があるのです。
無職の人はおまとめローンの審査に通らない
貸金業法では収入のない人(専業主婦を除く)に融資を行ってはならないことが定められています。おまとめローンも同様に無職の人は審査に通過することは絶対に不可能です。
最低でも他社借入残高の倍程度の年収がないと審査に通過することは難しくなってしまうでしょう。
他社からどれだけ借入・返済しているか
中央リテールのローンは延滞中でも審査に通過できることもあるようですが、基本的には他社借入を期日通り返済している人の方が審査で有利です。
借り換える対象のローンを期日通り返済していれば「おまとめ後も期日通りに返済できるだろう」と判断されるので審査に通過しやすいですが、借り換える対象のローンの返済に遅れが多い人は「おまとめ後の返済にも遅れるかもしれない」と判断されます。
中央リテールおまとめローンの契約方法と審査の注意点
中央リテールは契約方法と審査について次の注意点があります。
- おまとめローンの契約には来店が必要
- 5社未満200万円未満の借入は審査に通過できない
中央リテールのおまとめローンの2つの注意点について詳しく解説していきます。
おまとめローンの契約には来店が必要
中央リテールのおまとめローンは、契約手続のために来店することが必須です。
他の消費者金融のようにWEBや郵送やFAXなどで契約することはできません。
契約するためには必ず渋谷にあるオフィスまで必要書類を持参し契約手続を行う必要があります。
首都圏の人であれば、訪問することにそれほど不便さは感じないかもしれませんが、首都圏以外の人は契約するだけで一苦労です。
まして、コロナ禍において東京都との往来自粛が求められている地域の人は、契約手続へ訪問できない可能性もあるでしょう。
来店が必ず必須になるのは非対面で契約できる他の消費者金融と比較して明らかにデメリットです。
5社未満200万円未満の借入は審査に通過できない
中央リテールを利用できるのは借入件数5社以上、借入残高200万円以上の人だけです。
借入件数が4件でも「すでに返済が苦しい」という人も多いかもしれませんが、中央リテールでは4件以下の借入ではおまとめをすることができません。
借り換えできる件数や金額のハードルが高すぎるので、複数の借入金に苦しんでいる人であっても中央リテールでは条件を満たすことができずに借り換えできないことも多いでしょう。
4件以下の人は他社での借り換えを検討するしかありません。
中央リテールおまとめローンの口コミ
中央リテールおまとめローンの口コミをご紹介します。
関東住みですが、近くはないので申し込みは悩みました。でもどうしても借りなきゃいけない状況だったので…交通費と時間はかかりましたが、結果、審査に通ったので申し込みして良かったです。
引用:お金借りるトリセツ
数年前に中央リテール相談しに行きました。審査落ちでおまとめできませんでしたが、弁護士さんを紹介されて債務整理することにしました。審査に通らなかったときはどうなるかと思ったけど、債務整理でスッキリしたし、今考えれば感謝してます。
引用:お金借りるトリセツ
複数のローンの負担が大きく毎月厳しいのにコロナの影響で
ボーナスも期待できず、真剣に借金問題を解決したく
申し込みました。
不安もありましたが担当者さんも親身に相談に
乗っていただき多重債務から解放されました。
完済まで数年はかかります…引用:カードローンコンペ
初めは対象地域外だから難しいと言われましたが仮審査に通り、往復で数万円かけて店舗まで行きました。結果は借りすぎているからと否決。仮審査のとき借入額も全部伝えてあったのに…無駄足になりました。最後に弁護士を紹介されそうになったので断りました。
引用:お金借りるトリセツ
中央リテールの口コミにはそれほど悪いものはありません。
中小の消費者金融の口コミには大抵「対応が悪い」というものが含まれていることが多いですが、中央リテールにはそのような口コミは見受けられないので担当者の対応はよいでしょう。
実際に、複数本の借入がある人が審査に通過できているケースは多いようです。
ただし、既存借入金の返済状況や収入状況などによっては審査に落ちてしまうこともあります。
その際には他の消費者金融と同様に債務整理のために弁護士を詳細されるのが一般的です。
中央リテールは例え融資をすることができない人であっても多重債務に対して親身に相談に乗ってくれる会社だと判断できます。
非対面契約や4件以下のおまとめはアイフルがおすすめ
中央リテールは必ず対面契約が必要で、5件以上の借入がないと審査に通過できないという問題点があります。
そこで、非対面での契約を希望し、他社借入件数が4件以下の人は大手消費者金融のアイフルのおまとめローンがよいでしょう。
アイフルを初めて利用する人が借りることができるおまとめローンが「かりかえMAX」です。
融資限度額 | 300万円 |
金利 | 3.0~17.5% |
返済期間 | 最長10年(120回) |
返済方法 | 元利定額 |
担保・保証人 | 不要 |
融資金額が300万円までで、これまでアイフルを利用したことがない人でも利用することが可能です。
また、無人契約機で非対面で契約することができるのも大きな特徴だと言えるでしょう。
条件 | 中央リテール | アイフル |
---|---|---|
金利 | 10.95~13.0% | 3.0~17.5% |
おまとめできる債務の件数・金額 | 5件以上かつ200万円以上 | 条件なし |
契約方式 | 来店必須 | 非対面契約可能 |
延滞 | 2ヶ月以内の延滞なら借り換え可能 | 原則不可 |
金利は審査によって決定するものの、ほとんどのケースで中央リテールの方が安くなるでしょう。
ただし、他社借入の件数や金額が5件未満200万円未満の場合にはアイフルへ申し込みを行いましょう。
中央リテールの渋谷のオフィスに来店できない方や非対面の人もアイフルへ申し込みを行うべきです。
審査は中央リテールの方が柔軟性があるので、先にアイフルへ申し込みアイフルの審査に落ちてしまったら中央リテールと使い分けるのがよいでしょう。
なお、中央リテールもアイフルも信用情報がブラックの人は審査に通過するのが厳しくなりますのでご注意ください。
借入件数や信用状況でおまとめローンは使い分けよう
中央リテールは法人登記も貸金業者登録も行っている健全な会社です。
多重債務に苦しんでいるのであれば真摯に対応してくれる消費者金融ですが、おまとめをすることができる条件が少し厳しいのが難点です。
- 他債務5件以上かつ200万円以上
- 契約手続きに来店必須
渋谷のオフィスへ来店必須となっているので遠方の人は契約手続が困難です。
借入件数や金額が少ない方や、対面契約ができない方・対面契約に不安を感じている方はアイフルの「かりかえMAX」への申し込みも検討しましょう。
複数の借入金がある人は返済額が膨んでしまいます。
返済がパンクして債務整理になる前に複数の借入金を1本化すれば返済額を軽減できる可能性が高くなります。
どうしても借金が返済できない時は債務整理を選択する
借入金がどうしても返済することができない場合、国はいくつかの救済策を用意しています。それが債務整理です。
一口に債務整理と言っても、債務整理には様々な方法がありデメリットもあります。
借金に悩む人への救済策と債務整理のデメリットをまずは理解しておきましょう。
どうしても借入金を返済することができない場合の対処法として債務整理という手段があります。
債務整理とはその名の通り、借金を整理して返済に追われる状態から救済される方法です。
債務整理には任意整理・個人再生・自己破産という3つの手段があります。
債務整理 | 特徴 |
---|---|
任意整理 | 債務者と債権者が話し合いを行い、債務の減額や免除、支払条件の緩和を行う。応じるかどうかは債権者によって異なる。 |
個人再生 | 裁判所の許可を得て原則として債務を5分の1に減額し、減額された債務を3~5年で完済する方法。住宅などの資産は残すことができる。 |
自己破産 | 裁判所の許可を得て、全ての債務が免除になり、一定以上の資産は全て没収される方法。 |
任意整理は債権者との話し合いで借金を減額してもらう方法ですが、債権者の方針によっては全く応じてもらうことができません。
個人再生と自己破産は裁判所の許可を得て債務の一部または全部を免除できる方法ですが、資産も没収されます。
これらいずれかの方法で、どんなに借金に苦しんでいる人でも救済できる制度を国は用意しています。
一般的には任意整理を行い、それでも借金が減額できないのであれば個人再生か自己破産いずれかの方法を検討するという流れになります。
個人再生では住居は没収されないので、住宅を所有している人は個人再生となることが多いようです。
詳細は弁護士などへ確認しましょう。
債務整理することで起こりうるデメリット
債務整理のデメリットは、信用情報がブラックになるということです。
任意整理で5年間信用情報に記録されますし、個人再生や自己破産などの裁判所の許可を得て行う手続きの場合には、銀行や信用金庫などが加盟しているJBAという信用情報機関においては10年間も記録されます。
そのため、個人再生や自己破産などを行った後は10年間は住宅ローンなどの銀行からの借入をすることは不可能です。
さらにクレジットカードも原則的に作ることができませんし、携帯電話契約も断られる可能性があります。
債務整理をすると日常生活に著しく支障が出ることだけは間違いありません。